091	2015年11月25日	TBSニュース
群馬・高崎市で脱走のエミュー、無事に捕獲
群馬県でオーストラリア原産のエミューが逃走、大捕り物が繰り広げられました。 　「びっくりしちゃった、大きいんだもの」（目撃した人） 　群馬県高崎市の道路を悠然と歩くエミュー。今月２０日ごろから目撃証言が相次いでいました。実はこのエミュー、高崎市内の男性に飼育されていたところ、脱走したのです。２５日、市の職員らが捕獲を試みましたが逃走。ついには、群馬サファリパークの職員らが応援に。ようやく捕獲され、無事、飼い主のもとに帰されました。「逃げ出したら追ってもダメだから、ほったらかしにした。本当に無事で何より」（エミューの飼い主）

092	2015年12月9日	TBSニュース	医薬品医療機器法違反
化血研、動物用ワクチンも不正製造
製薬メーカーの化血研が４０年にわたって血液製剤を不正に製造していた問題で、化血研が動物用のワクチンでも国の承認通りに製造していなかったことがわかりました。農林水産省は９日朝から立ち入り検査を始めています。農林水産省によりますと、化血研が製造する動物用のワクチンなどおよそ５０種類のうち、豚や牛など家畜の感染症を防ぐためのワクチンなど３０種類以上で、国から承認された手順と異なる方法で製造されていたということです。今年２月に化血研からの報告を受け、調査した結果、判明し、化血研は農水省の調査に対し、不正に製造したことを認めているということです。農水省は安全性について問題は認められていないとしていますが、医薬品医療機器法違反の疑いで９日朝から化血研に立ち入り検査を実施しています。農水省は今後、改善命令などの行政処分を行う方針です。

093	2015年12月14日	時事通信	過失傷害容疑
イノシシ飼い主を書類送検＝おり整備怠り３人負傷－香川県警
香川県丸亀市綾歌町で６月、ペットのイノシシが逃げ出して３人が負傷する事件があり、県警丸亀署は１４日、過失傷害容疑で飼い主の男性会社員（５８）と妻（６０）を書類送検した。男性は容疑を認め、「おりに不備があったとみられても仕方がない。申し訳ない」と話しているという。送検容疑では、夫婦がおりの整備を怠ったため６月５日夕、雄イノシシ（体長１．５メートル、体重８０キロ）が脱走。翌６日朝に綾歌町内で８０代から４０代の男女３人を次々と襲い、重軽傷を負わせた疑い。

094	2015年12月23日	毎日新聞
カラス　福島・鏡石で７５羽の死骸発見　簡易検査は陰性
福島県は２２日、鏡石町の県立岩瀬農業高校の周辺で死んだカラス計７５羽が見つかったと発表した。検体で鳥インフルエンザウイルスの簡易検査をしたが陰性だったという。県自然保護課によると、２１日午後、同校から県中地方振興局に「カラスが大量に死んでいる」と連絡があり、同校の敷地内や周辺で１１羽の死骸が見つかった。２２日に再度、現地確認したところ、新たに６４羽の死骸が見つかったという。簡易検査は陰性だったが、県は環境省のマニュアルに基づき国立環境研究所に検体を送り、遺伝子検査をする。結果判明までは約１週間かかる見込み。

095	2016年 1月 4日	時事通信
「捕らわれの象かわいそう」＝ネットで話題、飼育員ら困惑－井の頭公園の「はな子」
井の頭自然文化園（東京都武蔵野市）の象「はな子」の飼育環境をめぐり、ネット上で「コンクリートに囲まれ劣悪」「一頭だけでかわいそう」と話題になっている。この騒動に、飼育担当者は「飼育には細心の配慮をしている」と話し、来園者からは「はな子は地元の人々に愛されている」と困惑の声が上がる。はな子は２歳のとき、戦後初めてタイから贈られた。６９歳で、国内の象では最高齢だ。 　騒動の発端は昨年１０月に書かれた英文ブログ。寂しげな写真とともに「木も生えていない狭いコンクリートの囲いの中にたった１頭で生気なく立ち尽くしている」と記載され、フェイスブックなどで一気に拡散した。ネット上では、はな子を別施設へ移すよう求める約３０万の署名が集まり、外国メディアでも取り上げられた。タイの英字紙バンコク・ポストは「タイの多くのネットユーザーも、はな子をタイに戻すべきだと訴えている」と報じた。これに対し、同園の飼育展示係長堀秀正さん（５０）は飼育員の努力を理解してほしいと話す。園では、歯が１本しかないはな子が消化しやすいよう、皮をむいたバナナと麦、米を合わせたおにぎりを毎日用意するなどしている。一方で、土の飼育場の方が好ましいことも認める。しかし、維持には多額の費用が掛かり、財源の大部分を税金で賄う小規模の公立動物園には実現困難だ。象は本来群れで暮らすため、１頭だけではかわいそうだとの主張にも理解を示すが、移動には否定的だ。高齢のはな子にとって、輸送は大きな負担になる。枝が折れるささいな音でも警戒して動かなくなるほど神経質だといい、環境の変化が与えるストレスは計り知れない。 　天候に恵まれた日曜日、はな子が器用に鼻を使い水を飲むと、来場者から歓声が上がった。５歳の孫を連れた三鷹市の主婦山田恵子さん（６７）は「この子の父親が小さいときもはな子を見に来た」と懐かしそうに話した。杉並区の会社員泉谷江美さん（６３）は「はな子は動物園のシンボル。いなくなったら悲しむ人はたくさんいる」と語った。

096	2016年 2月15日	TBSニュース
愛媛・八幡浜市でイノシシに襲われ男性死亡か
愛媛県八幡浜市の山中で、１４日、血を流した男性が発見され、まもなく死亡しました。警察は、イノシシに襲われた可能性もあるとみて調べています。１４日午後６時半ごろ、八幡浜市保内町宮内で、近くに住む農業・大星昭男さん（８１）が、雑草地で血を流し倒れているのを長男が発見しました。大星さんは病院に運ばれましたが、出血性ショックでまもなく死亡しました。警察によりますと、大星さんは、かまれたり刺されたりしたような傷を含め、全身に数十か所の傷があったということです。また、大星さんの軍手には、獣の毛のようなものが残っていて、警察では大星さんがイノシシに襲われた可能性もあるとみて調べています。大星さんは以前家族に、「山でイノシシを見たと話していたということです。警察では、付近のパトロールを強化しています。

097	2016年 2月18日	TBSニュース	動物愛護法？
ハリネズミなど投げ捨てた疑い、５４歳男を書類送検
東京・板橋区で飼っていたハリネズミとリクガメを水槽に入れたまま空き地に投げ捨てたとして、アルバイトの男が警視庁に書類送検されました。書類送検されたのは、板橋区のアルバイトの男（５４）で、先月１２日の未明、飼っていたハリネズミ１匹とリクガメ１１匹を水槽に入れたまま、自宅近くの空き地に投げ捨てた疑いが持たれています。男は「動物が本当に好きで購入したが、アパートの管理会社にペットを飼っているのがバレて、処分しろと注意を受けたので捨てた」「水槽に入れたまま捨てれば、逃げ出さず、餓死か凍死するだろうと思った」と容疑を認めているということです。警視庁は、この男がペットショップなどで購入したハリネズミやカメのほか、トカゲやリスなど、あわせておよそ８０匹の動物を去年１１月以降、自宅周辺に捨てていたとみて裏付けを進めています。

098	2016年2月21日	ビジネスジャーナル
ペット用犬を狭いケージで糞尿処理せず乱繁殖、ショップで売れ残りは廃棄…ペット業界の闇
2月2日、東京都内で昨今のペットブームを取り巻く現状を憂う関係者による勉強会が開催された。参加者は100人前後で、女優やキャスター、新聞記者らがボランティアで参加し、悪質なブリーダー（動物の生産業者）の実態などに関する報告や活発な質疑がなされるなど、注目すべき社会派イベントであった。 　議員立法によって成立した動物愛護法について、ブリーダーが単なる登録制で行政による強制立ち入り権限がない実効性に乏しい法律であるなどの指摘がなされたほか、行政による殺処分ゼロという目標の形骸化や、別のかたちで処分する「引き取り屋」の実態なども紹介された。このほかにも、「ペットショップは飼育用グッズのみ販売すべき」「ペットを入手したい人は、信用できるブリーダーから入手してほしい」といった意見も出た。 　こうした声が上がる背景には、一般的にはあまり知られていないペット業界の闇がある。 （以下のページ、省略）

099	2016年 3月 7日	TBSニュース	公務執行妨害
ハトに餌の男性、市職員への水かけで任意聴取
名古屋市南区で、男性が自宅の前や公園でハトに餌をやって住民とトラブルになった上、行政指導に訪れた市職員に水をかけた問題で、愛知県警は７日朝、男性を任意同行し、公務執行妨害の疑いで事情を聴いています。ハトに餌をやらないよう求めた名古屋市の職員に水をかけた男性は、７日午前７時すぎ、愛知県警の捜査員に任意同行を求められました。この男性は、自宅の前の道路や公園などでハトに餌をやり、大量に集まったハトの羽根やフンで周辺の道路や公園、洗濯物が汚れるなどの被害が出ていて、近所の住民らから苦情が寄せられています。男性はこれまで、名古屋市による行政指導を聞き入れず、今月４日には訪れた市の職員に水をかけました。このため、警察は７日朝から公務執行妨害の疑いで男性から任意で事情を聴いています。

100	2016年 3月 8日	共同通信
イノシシに襲われ７人搬送、浜松
８日午後２時ごろ、浜松市浜北区の静岡県立森林公園で、イノシシが来園客に次々と襲いかかった。地元消防によると、５０～７０代の男女７人が手足をかまれたり、逃げる途中で転んだりして病院に運ばれたが、いずれも軽いけがとみられる。浜北署によると、他にも２～３人が転倒して打撲し、自力で病院へ行ったとの情報がある。同署と森林公園によると、来園客らが遊歩道を散策していた際、茂みからイノシシが突然現れ、襲いかかった。体長７０センチ程度で、地元猟友会が捕獲するため、行方を捜している。これまでも園内でイノシシの目撃情報はあったが、人が襲われたことはなかったという。